登場人物
★アスタリスカ
160センチ/16歳(見た目)
苛烈で過激。烈火のような少女。
自信家で大の負けず嫌い。利己的かつ直情型のため、協調性は皆無。
短気で荒っぽく、口よりも先に手が出る。
行動や発言こそ突飛だが一応常識は弁えており、決して頭が足りないわけではない。
むしろ頭の回転速い。
意外にも炊事、洗濯、掃除、裁縫など、家事全般が得意。
アポストロフィカの双子の妹でもあるが、姉に対して尋常ではない憎悪を抱いており、自らの手で殺すことを強く渇望している。
〝星ノ夜〟という意志を持つ絵筆型の魔法の箒を常に持っている。
〝星ノ夜〟は冷静沈着であり、男性的な自己を持っており、アスタリスカのサポートおよび保護者のような存在になっている。
アスタリスカと〝星ノ夜〟の関係は喧嘩ばかりしているが良好。
★アポストロフィカ
160センチ/16歳(見た目)
〈七曜ノ魔女〉の序列七位。〝月〟。
銀の魔女。
現世界最強の魔女。
柔和で穏健。ただし腹の中では何を考えているのか全く読めない少女。
おっとりとしており、若干天然気味。
叡智の最終系と表されるほどの魔法の実力と才能を持ち、魔法以外のさまざまな学問、実技においても才覚を発揮していることから、万能とさえ讃えられている。
何事に対しても興味を示さないが、双子の妹であるアスタリスカのことに関しては例外である。
アスタリスカを溺愛しており、異常なまでの執着をよせている。
★マーメイ
168センチ/20代前半(見た目)
〈七曜ノ魔女〉の序列一位。〝火〟。
穴の魔女。
束縛を嫌う自由人。とことんマイペースで他人に流されない。あまり人の話を聞かない。
刹那的な快楽主義者であり、楽しければ何でも良しな姿勢を貫いている。
計画性が無く、金遣いが荒い。そして若干だらしない。
大の飽き性で長続きしない。博打が好き。
発言や行動こそ緩く不真面目気味だが、非常に賢い。
〈七曜ノ魔女〉で最も脱退回数が多く、同時に最も算入回数が多い。
リルレットとは旧知の仲であり、たびたび彼女から世話を焼かれている。
★メアリ・スゥ
138センチ/8歳(見た目)
〈七曜ノ魔女〉の序列二位。〝水〟。
想の魔女。
臆病で泣き虫な幼女。声が小さく、会話が得意ではない。
自分に優しい者に対しては人懐こく、それ以外の者に対しては激しく人見知りをする。
人形やおもちゃが大好きであり、いつもそれらで遊んでいる。
見た目同様精神年齢も幼く、知性および常識はほとんどなく、世間知らず。
決して外を出歩かず、〈パンドラ〉の王城の自身の部屋を箱庭に、引き籠って生活している。
自分に優しくしてくれるリルレットのことが大好きだが、自分に優しくないイズミのことが大嫌い。
★ハーレア
145センチ/14歳(見た目)
〈七曜ノ魔女〉の序列三位。〝木〟。
糸の魔女。
プライド高く、毒舌な少女。
手先が非常に器用なことに絶対の自信を持っている。
理性的な常識人だが、ツンデレ気味でもある。
才能のみを語ることを嫌う努力家。
発言こそ手厳しく、誰に対しても突き放すような態度を取るが、根は心優しく、面倒見が良い。
天才的な技術を持つ人形技師であり、普段は〈パンドラ〉の城下町にて人形専門店〈オートマギナ〉のオーナーを務めている。
何だかんだでアスタリスカの唯一の理解者となる。
★ジル
158センチ/16歳(見た目)
〝七曜ノ魔女〟の序列四位。〝金〟。
霧の魔女。
好戦的で残忍な少女。
根っからの戦闘狂であり、人を斬り刻むことが大好き。
人格は破綻しており、感情も不安定なことから、多重人格を彷彿とさせる言動を取る。
元は〈パンドラ〉の貧民街で無差別殺人を行っていた殺人鬼であり、捕縛され処刑される寸前に魔法多大なる才能を認められ、〝七曜ノ魔女〟に参入した経歴を持つ。現在の〝七曜ノ魔女〟の中では一番の新顔。
今は殺人を禁じられており、用意されたゴーレムを斬り刻んで遊ぶ日々を送っているが、内心では生の人間を殺したくてうずうずしている。
★リルレット
165センチ/20代前半(見た目)
〈七曜ノ魔女〉の序列五位。〝土〟。
盾の魔女。
心優しく気高い女性。
慈悲深く、誰に対しても分け隔てなく接するため、〈パンドラ〉の多くの者達から好かれている。
〈叡智ノ魔箱〉直属の騎士としての側面も持ち、王家に対する忠義は非常に厚い。
正義感に溢れており、人のために働くことを好いており、何よりもこの世界の人々を大事に思っている。
〈七曜ノ魔女〉の中では最も古株であり、メンバーのまとめ役でもある。
旧知の仲であるマーメイに手を焼いたり、メアリの面倒を見たり、ジルを気にかけたりなど、仲間内でも母性を発揮している。
尚、怒るととんでもなく怖い。
★イズミ
160センチ/20歳(見た目)
〈七曜ノ魔女〉の序列六位。〝日〟。
影の魔女。
浮世離れなほど美しい見た目を持つ美少女。
感情をほとんど表に出さず、淡々と喋ることから、〈七曜ノ魔女〉の中でも最も謎が多い人物とされている。
必要以上に慣れ合わず、常に独りで本を読んでいる。
神出鬼没で、気配がまるでない。精気を感じさせない。
自身を傍観者と表しており、何事に対しても無気力。
アスタリスカに時折助言を与えているようだが……?
……常時更新予定