トワイライト・トライアングル 

 

 

「待っているわ。の狭間で。訪れるべき黄昏の空で」

 

〝時〟の物語

 今よりおよそ五千年前。それまで安定と平和を保ちつつあった惑星ユグドラウムに未曾有の危機が訪れた。

 ユグドラウムにて共存していた人間と魔族の全面戦争の勃発である。

 両者の長きに渡る激しい争いによってユグドラウムの均衡はたちまち崩壊し、星そのものに甚大な損傷を与えた。

 終息の予兆が全く見えない血で血を洗う死闘を食い止めたのは、人間である一人の神官であった。

 神官はユグドラウムの唯一神、女神アムネリシアの力を借り受け、惑星を真二つに分けた。

 朝しか存在しない人間の世界〝ソルディア〟

 夜しか存在しない人外の世界〝ノーティエ〟

 二つの世界は鏡合わせの世界となり、それぞれの世界の狭間に張られた天蓋結界によって互いに干渉することが適わなくなった。

 こうして人間と魔族の戦いは終焉を迎え、両者とも別の世界で独自の文明を築いていった。

 世界の安定は保たれ、人間と魔族の戦は永遠に再来しないと誰もが思っていたが、突如世界中の結界に穴が開き始める。

 それが物語の始まる二十年前のこと、ユグドラウム滅亡の宣告の始まりでもあった。

 物語はユグド歴5023年。一人の奴隷の少年と吸血鬼の姫の邂逅から始まる。

 

 ※神話と異世界ファンタジーモチーフの長編小説です。更新は不定期です。

 

 

 

 

世界観と用語

登場人物(現在説明文のみ)

 惑星ユグドラウム年表(準備中) 

 

 本編

 

 序章 とある少女に捧げし石版   

  

 

 一章 朝を目覚めぬ奴隷と夜を越えし吸血鬼 

 

 

 二章 奴隷商館ウェルディルレガッドにて救出劇

 

 三章 ソルディエム宗教騒動勃発

 

 四章 捻じ曲げられた真実と女神アムネリシア 

 

 五章 ノーティエを目指して

 

 六章 最終審判

 

 終章 世界に捧げる〝時〟の唄

 

 

 

 

 

 原初の経典

 

 ソルディアに存在する唯一宗教ユグド教の経典です。

 本編の中で何度か名前が出たり文章が抜粋されたりしますが基本は聖書のようなモノなので、本編に関わることはあまりないです。実際はもっと細かいはずです。

 

一章 星船創造期

 

二章 女神アムネリシアと生命創造 

 

三章 ユグディム戦争

 

四章 女神アムネリシアと神官セイジオ

 

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