用語

 

 ※ここで説明する用語は章全体的に出てくる用語であり、一つの章にしか使用しないような細かい用語は載っていません。

  章ごとの用語は章のページにて。

  常時更新予定です。

 


★創造主

 宇宙そのものであり宇宙の全てを知る支配者。万物の王。全知全能の神にも等しき力を持つが、あくまで世界を創り出し支えることしかできないため、それ以外の干渉は一切できない(例えばあの星の文明を滅ぼしたいと思っても、実行できない)。
 宇宙の膨大の歴史の過去と現在の全てを知っているが、未来は予知することができない。ゆえに、運命はいつも創造主ではなく創造主の創り出した星々が左右している。
 宇宙の全てが創造主のため、個体的な姿を持たない。感情は一応あるらしいが私利私欲で動くことはない。
 宇宙の星は全て創造主の子供に等しいが、愛情は無い。
 創造主に名前は無いが59番目の宇宙なので愛称はフィフナ様だったりそうじゃなかったり。
 


★イデアの民

 動けない創造主の代わりに動く忠実な部下である概念的存在。
 主に宇宙空間の秩序を保ち、数多の星々の様子を観測する仕事を任されている。
 数は七人おり、非常に賢しらだが感情は無い。
 創造主とは違い星々に対しての干渉は可能だが、それ以外の生命に関わることはできない。星と創造主の中継役を務めている。
 創造主に変化、改変、記録、模造、無敵、万能、不死を与えられている。

 変化→どんな姿にでもなれる。
 改変→宇宙の歴史の一部改変ができる(ただの過去の歴史のみ。創造主の許可が無いとやっちゃ駄目。歴史を改変しても改変したという〝過ぎ去った事実〟だけが残るため、未来の歴史に影響は出ない)
 記録→星の文明のあらゆる歴史をデータ化して記憶できる。
 模造→新たに発見された星の力をデータ化して記憶できる。
 無敵→あらゆる因果を受け付けない
 万能→できることは何でもできる
 不死→宇宙の滅亡時以外は決して死なない
 
 寿命は創造主と同じであり、宇宙が滅亡するまで死ぬことはない。
 
 ※もともとフランシスはイデアの民の一人だったが罪を犯して力の大半を奪われてしまっている。
   やつの持つチートばりの不死の回復力と変身能力と一時的な物質消去能力はだいたい創造主様から与えられた力の名残。


★星
 
 この世界の星は創造主によって一つの生命として生み出され、個々の役目を実行する命令を授かっている。
 例えば地球の場合は無数の生命を育むこと、太陽の場合は光と熱を作り出すこと、など。
 星は意思を持っており感情は無いに等しいが、地球(ガイア様)のみは例外。
 
 星の寿命は様々であり、星魂(エトラ(後述))の輝きが弱まるにつれて年老いていく。若い星ほど輝きが眩しい。
 寿命が訪れると星は散るように消失するが、元からの星魂(エトラ)の器が大きい大質量を持つ星などは超新星を起こすこともある。
 星の死後に発生する星魂(エトラ)の残留は宇宙空間に還元され、再び創造主の元に返還されて新たな星を生み出す糧となる。


★星魂(エトラ)

 文字通り星の魂。命の源。
 星の上で成り立つ世界を支える最大の力でもある。
 魔力素(マナエネルギー(後述))の元でもあり、これがあるから魔法が使える。
 星魂(エトラ)の力によって大地は安定し、植物は芽生え、生命が生まれる―――――星上の全生命の生命力そのものといっても過言ではない。
 ゆえに星の寿命が近づくと星魂(エトラ)の加護は薄まり、星上の生命達に甚大な被害が生じたり、災害が発生しやすくなってしまう。
 もしくは大気の汚染、生態系の破壊、環境変化が発生してしまうと星そのものに直接的なダメージが与えられ、星魂(エトラ)の力が弱まってしまう。
 
 旧世界が滅亡した最大の理由は人間の環境破壊と戦争による汚染のせい。 
 新世界で生命が突然変異を遂げたり、魔法の力がいきなり強くなったのは星が星魂(エトラ)の力をフルに使って星を再生させようとしたため。 


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★魔法について

 魔力(マナ)と魔力素(マナエネルギー)が合わさることによって発動できる力。
 ここでは人間が使用する魔法の説明をするが、魔法は人間以外の生物も使用することがある。
 魔力は使用者に元から備わっている力であり、大抵の人間には微弱な力しかない。魔力素に長く触れてた人間や、その子孫が魔法を扱える力などを会得する場合が多い。例外も稀ながらある。
 魔力素は星魂(エトラ)の加護を受けた自然的な物(海や森や大気)など様々な場所から発生しており、基本的には自然の力に頼らなければ魔法は使えない。魔力素を上手く集め、魔力によって力を注ぐ。この世界において魔法における基盤はこのような方式である。
 しかし、ただ単純に魔力と魔力素だけに頼り、魔法を発動させるのは極めて難しいことであり、魔力素を制御したり魔法操作を安定させるために呪文や魔法陣、杖や薬や使い魔などの補助や道具を使用する。使用者や魔法によって使用するモノは様々。それぞれの適性にあったモノを探すのが魔法使いの始まりとも言える。
 無論、魔法を精密に操るには精神力も重要なので、精神力が尽きると魔力があっても魔法を発動できなくなる。

 魔力素はどんな形で使用したとしても必ず根源である星魂(エトラ)の元に戻り、循環する。そのためすごくエコ。
 
 旧世界では魔法を扱える者は僅かながら存在したが時代が進むとともに裁判にかけられ死刑になった者が多かった。最終的には文明が発展するにつれて必要性がなくなり、数を減らしていた。
 それとは真逆に新世界では大規模な自然の変異によって魔法に頼らなければ生きていけないほどの劣悪な環境に(人間は)おかれたため、今や中心的な力である。
 

 


↓基本的にここから下の職業説明は五章以降の新世界時のものをメインに説明しています。


・魔法使い/魔女

 その名の通り魔法を扱う者。
 男性は魔法使い、女性は魔女と呼ばれる。
 先天的に魔力を宿す者、後天的に魔力を宿した者で、魔法を扱える者がここに属す。
 独学で魔法を学んだ者から魔術師学校で学んだことを生かしている者もいる。
 使用する魔法も精霊魔法や治癒魔法、未来予知や呪術方面などと様々である。
 数はそこまで多くなく、だいたい一つの街や集落に一人魔法使いがいるぐらいの数である。
 小大陸、島々などといった王権や決まった国家が無い場所では、ほぼ自由に活動することを許されている。
 しかし大抵の地域では魔法使いと言う役職通り、国や組合(ギルド)などに属す場合が多い。中にはどこにも属していない魔法使いもいるが、危険視される確率が非常に高い。
 国によって違うが、階級などもある場合がある。

 


・魔術師

 魔法使いのような魔力を持っていないが、学問として魔法を学んでいる人のことを指す。
 もしくは魔力はあるけれども魔法使いには満たない人のことも指す。
 大国などでは魔術師の学校などがあり、そこで魔法学を学んだりしている。子供から高齢者まで幅広い年代の魔術師がおり、魔法使いよりもずっと数が多い。
 専門分野も多種有り、占術や呪術などもここに当てはまる。
 魔術師は魔法使いとは違い役職ではない(旧世界で言う学生に等しい)。
 魔法使いになれなくとも学者や占い師、天気予報士や医者などと多少魔法に関わりがある役職に着く場合が多い。

 
・錬金術師

 魔法ではなく科学の力を扱う者。
 旧世界では魔法使いよりの研究もしていたりしたが、新世界では機械についても研究していたりする。ある意味錬金術師ではなく科学者という方が正しいかもしれないくらいいろいろ幅広い分野に手を出してる。
 旧世界の機械などの解析や新たな開発、科学を用いた物質の研究などを主に行っている。
 しかし純粋な魔法使いからは異端者としてひどく忌み嫌われている。旧世界が科学の発達によって最終的に滅んだせいから、機械は一部からは非常に拒絶されている。


・機械技師

 錬金術師の中でも特に機械関連の技能に特化した者達。
 機械のスペシャリスト。博士と呼ばれることも。
 数は少ない。
 機械技師になる人は大抵変人(偏見)。


・魔法錬金術師

 魔法と錬金術を両方扱え、尚且つどちらの力も使用して新たな技術などを開発していく職業。  
 術者の魔力に比例せず、魔法が使えない一般人でも手軽に使用できる魔道式エンジン(魔力素を一つの動力源としたエンジン)の開発をすることが主である(魔道式エンジンはエコなため、今後新世界で大活躍する、予定)
 いがみ合っている魔法と錬金術の要素を両方取り込んでいるため、一部の非難がすごい。
 数は非常に少ない。
 好きで魔法錬金術師をしている人は変人(確実)。


 他にも剣士や拳士、弓使いや銃使いなどファンタジーによくありそうな職業は大半あります。


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 種族など

★人間

 旧世界の最盛期には百億人近く存在していたが、新世界には五~十億人程度しかいない。
 最も力が弱く、最もずる賢く、最も寿命が短いと言われている。
 旧世界の滅亡の件もあり、あらゆる種族から恨みを買われているけどしぶとく生きている。
 多くの人間が異形なる者を恐れ忌み嫌っているが、中には異形なる者達とも交流し、友好を深めたいと思っている人もいる。
 科学力、手先の器用さは全種族の中でもダントツに高い、はず。


★魔物

 旧世界滅亡が原因突然変異した動物類が子孫が、魔力素(マナエネルギー)を多量摂取して更に変貌した姿。 旧世界には存在しない。
 その種類は様々だが基本的には闇色の禍々しい姿をしている。数多く世界中に存在する。
 人間に対しての憎しみを遺伝子レベルで引き継いでおり、本能的に人間を襲うようになっている。人間の血が濃ければ亜人にも襲い掛かるが、人間と無関係な者は襲わない。
 魔物にもランクがあり、弱い者ほど自我がはっきりとしていない。強い魔物だと喋れたりする。
 あらゆる種族とも友好関係を結ばないため、打ち解けれる可能性は皆無。


★亜人

 人間と異形なる者のハーフ。必ず人型で生まれる。 
 ほとんど人間と見分けのつかない者から、一目で人間ではないとわかる者まで、外見は様々。
 人間と異形なる者は基本的に対立関係にあるため、どちら側にも受け入れられない存在として迫害されるケースが非常に多い。 
 人とも異形なる者とも扱われず、新世界においては人間の奴隷よりも亜人の奴隷のほうが圧倒的に出回っているほど扱いはひどい。
 身体能力など人間とほぼ同じステータスの者もいれば、異形なる者の血が濃く凄まじい力を持っている者もいる。


★異人/獣人  (異形なる者)

 人間の血は持っていないが、人に近い姿をしている種族。種類は多々ある。
 旧世界では人間のせいで舞台の上に立てなかったとも言えるが、新世界になって最も活性化した種族でもある。 

 異人→人間や亜人に近い姿をしている
 獣人→人型ではあるがほとんど獣よりの外見をしている  で、区別されているが、実質的にはどちらも異形なる者扱い。

 強い力を持っており、どの種族も基本的には寿命が長い。


★精霊
 
 魔力や特別な力を持っている者にしか目に見ることができない。
 水や木などの自然の力そのものであり、基本的には不死身。
 霧、もしくは光の粒のような姿をしており、個々の意思は持たない流動体のようなもの。
 自然が豊かな場所にたくさん発生している。 
 精霊がたくさん集まり、一つの形を成すと妖精に進化する。

 


★妖精

 同じ特性を持つ精霊が多く結集し、自我を持った種族。 
 魔力や特別な力を持っている者にしか目に見ることができない。
 水や木などの自然の力そのものであり、基本的には不死身。精霊魔法に必須の魔力素を生み出す。科学の力が強すぎる場所では生きていけない。
 姿は様々。
 悪戯好きの者が多く、誰かを困らせることを好む傾向があるが、純粋無垢に心優しい者もいる。
 中には邪妖精と呼ばれる邪気から生まれたおっかない妖精もいたりする。


★幽霊/亡霊

 強い未練や恨みを残した死者の魂が怨霊化してできた者。感情と自我を持つ者のみだけがなれる。
 害のない霊は幽霊、害のある霊は亡霊と区別する。
 害のない霊は自身で未練や恨みとの決着をつけて成仏する者、交霊術師の援助によって成仏する者などがいる。
 害のある霊は生者の魂を見境なく奪おうと攻撃を仕掛けてくる。中にはあえて害のある霊を従える死霊使いなどもいる。
 害のない霊ほど目に見えず、害があり力の強い霊ほど目に見える傾向がある。
 荒廃した地には大量の亡霊が生息しているため非常に危険。


★魔獣

 人型ではなく、尚且つ魔物でもない存在。種類は多々。
 寿命はあらゆる種族でもっとも長い。
 強い者から弱い者までぴんからきりまでいるが、強い者は世界に多大な影響を与えるほど強い。 
 中でも竜は最強の魔獣と恐れられている。

 とんでもなく強い魔獣は神獣と呼ばれたりする。

 

 

 

 

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↓竜と大魔法使いについて(多少のネタバレあり)

 


★竜と炎竜

 異形なる者を導く存在。
 
 世界最強の魔獣の種族。基本的には鱗肌で翼が生えてるいるような竜だけれども、中には人に近い姿になれる者もいる。
 数千年生きるとされ、あらゆる者を圧倒する力を持つが数は少なく、極めて珍しい存在でもある。

 GAIA創作の要でもある存在であり、炎の力を持つ竜は選ばれし存在でもあるため、章ごとに登場したりする。
 炎の力を持つ竜は炎竜と呼ばれ、火炎の属性を持ち、あらゆるものを焼き尽くせるとんでもない力を持っており、地球上の生命で唯一世界を滅ぼすことができるらしい……が、本気でキレないと無理、多分。

 

 またの名をフランシスにストーカーされる存在。

 二章→?
 三章→?
 四章→?
 五章→?
 六章→クロイツ
 七章→?
 八章→ソウリュウ
 九章→?

  ?はまだ本編で登場していないキャラクター。

 全員血の繋がりがある。
 

―――――星魂(エトラ)を模した聖なる炎は身を焦がし、心を融かし、業を焼き、世界を浄化する。
―――――火炎色の瞳は選ばれし証、囚われし咎の象徴、不死の魂とはまた違う〝永焔〟に近き約束の刻印。
―――――炎竜は孤独であり、孤高であり、誰とも同一になれない。
―――――もしも炎竜が愛する者を失ったその時―――――世界は―――――。

―――――不死者は竜の記憶の中で踊る。

 

 



★大魔法使い

 人間を導く存在。

 魔法使いの中でも特に強い、選ばれし存在。

 二章→?
 三章→?
 四章→?
 六章→?
 七章→?
 八章→?
 九章→? 

 本編にはまだ全員未登場。

 血の繋がりがあるわけではない。


―――――人間は地球上で一番優位でなければならない。
―――――〝人間〟は頂点であらねばならない。
―――――〝原罪の子〟であるがゆえに、〝星の王〟を選定するために、血で血を洗わなければならない。
―――――例え世界が滅ぼうとも、決断せねばならない―――――永遠の命などどこにもないのだから―――――。


―――――不死者は全てを忘れられない。





※竜と大魔法使いは対立しあっており、世界に多大なる影響を与えている。
 


 GAIA創作は全体的にガイア様とフランシスが見守る(ちょっかい出したりする)中で竜と大魔法使いが歴史を残していき、更にその世界でいろんな人々が生きていくよ戦うよ…って感じで進んでいくような話です。


 

 

 

 

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