(まだまだ未完成です。不定期に増えます)
★ユグドラウム
ソルディアとノーティエがユグディム戦争で分かれる前の世界。惑星。
今でも二つの世界を総称した呼ばれ方として使われている。
星の中心部に星魂(エトラ【星の魂。万物の力の根源】)が集結している。
★ソルディア(朝の世界)
人間のみが住まう半惑星。世界統一国家であり、惑星の中心部にある首都ソルディエムを主に反映している。首都だけではなく東西南北にそれぞれ一つ巨大な街がある。
海は存在しないが海と見紛うほどの巨大な湖が幾つも存在する。気候や地形などは地方によって様々だが、中心部ほど暖帯で四季もあり過ごしやすい。
かつて世界を救った神官が伝え広めた女神アムネリシアを信仰するユグド教が唯一宗教(表向きには)であり、ソルディエムに総本山である神殿がある。最近は反ユグド教の新興宗教が暗躍しているという噂も。
基本的には内乱などの争い事が起こっていない平和な世界だが貧富の差は激しく、ソルディアから離れた地方ほど違法行為や人身売買などが盛んにおこなわれてしまっている現状。
★ノーティエ(夜の世界)
人外のみが住まう半惑星。獣人や吸血鬼などといった多種族がそれぞれ独立し、群れを成して暮らしているため、ソルディアのように統一されておらず無法に近い。お互いの領地を攻め入ったり憎み合ったりと争い事が頻繁に起こっている。
ノーティエと同じく気候や地形は地方によって様々であり、海は無く巨大な湖がある。
★天蓋結界
ソルディアとノーティエの干渉を防ぐために五千年前に神官と女神によって張られた大結界。次元に影響を及ぼすそれには謎が多く、あまり文献も残っていないため数多の者が研究をしている。
ソルディアに接している結界の面からは疑似的な陽光が漏れ出ており、ノーティエに接している結界の面からは疑似的な月光が漏れ出ている。
人間が月光を浴びると発狂して化け物となり、人外が陽光を浴びると変貌は様々だがろくなことにはならず、吸血鬼の場合は灰になってしまう。どちらの光も建物などの影に隠れるか分厚い外套などによって体を隠せば防げる。
天蓋結界が完全に崩壊すると両世界に朝でも夜でもない黄昏時が訪れ、あらゆる生命が死滅してしまう。
★ユグド教
女神アムネリシアを信仰するソルディアの唯一宗教。
総本山は首都ソルディエムのユグド神殿。様々な星の歴史を収集する書館などもある。地下には古代の壁画が保存されているとのこと。
戒律は厳しい。経典は〝原初経典〟。
多くの信仰者が神殿に訪れにやってくる。
神殿には修道士だけではなく神殿騎士と呼ばれる直属の騎士団が警備にあたっている。
また、ユグド教で特別な祝福を受けた修道士は神聖術を使用することができるようになる。
祝福の詳細は機密。
★黄昏の神託教
近年勢力を伸ばしつつある異端宗教。ユグド教とは対立しつつある。
しかし信仰する神は同一してアムネリシア。
★神聖術
この世界で言う魔法のような力。ユグド教の選ばれた修道士だけが使用することができる。
神聖属性ゆえに、退魔の効果を持つ。
無益な攻撃目的に使用することは固く禁じられている。
★女神アムネリシア
ユグドラウムの女神であり、かつてのユグディム戦争からあらゆる生命を救済し、世界を二つにわけたとされている。
今も尚ユグド教の唯一神として崇められている。
★神官セイジオ
ユグディム戦争の際に女神アムネリシアを召喚したとされる伝説の神官。ユグド教開祖。
★ユグディム戦争
物語の始まるより遥か昔の時代に起きた人間対人外の大戦争。星を滅ぼしうるほどの接戦を極めていた。
★使用言語や単位など
世界共通言語はルーウォ語。